AGA治療の概要
AGA(男性型脱毛症)が起こっている場合、ヘアサイクルの乱れが薄毛・抜け毛を発生させています。
そこでAGAの治療は、「抜け毛の進行を止める」「発毛しやすい環境を整える」という治療を行い、異常を起こしているヘアサイクルを正常な状態に回帰させます。
AGAの原因
AGAは、「5α-リダクターゼ」という酵素がテストステロン(男性ホルモンの1種)に作用し、活性が高い「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモンに変換されることで生じます。
この「ジヒドロテストステロン(DHT)」は、髭や胸毛などを濃くし、骨・筋肉の発達を促すのですが、前頭部や頭頂部では軟毛化現象を引き起こす原因となります。
このプロセスに歯止めをかけます
フィナステリド(プロペシア)やデュタステリドといった薬により、5α-リダクターゼがテストステロンをジヒドロテストステロンに変換するのを抑えます。
ミノキシジルで発毛環境を整える
加えて、治療薬のミノキシジルには、発毛を促進させる効果があります。
もともとは高血圧の治療薬として開発され臨床試験をしていたミノキシジルは、期せずして多毛の症状が確認されたことにより、発毛剤として研究されてきました。
日本では発毛医薬品として1999年に厚生労働省より認可され、薄毛治療薬として広く浸透していきました。
血管を拡げる効果があり、外用薬での使用は、頭皮に直接塗布することで毛細血管に作用し、頭皮環境を整え発毛しやすくします。
抜け毛ストップ × 発毛促進でAGAの治療を実施
当クリニックでは、抜け毛を防ぎつつ、発毛環境を整えることでAGAの治療を実施していきます。
異なる目的の2種類の治療を、症状に合わせてご提案していきます。